「瞑想中に雑念が止まりません」

 
「瞑想中に雑念が止まりません」という声をよく聞きます。

おそらく「瞑想=無になる」みたいなイメージを多くの人がお持ちで、
何か考えが浮かんだら「瞑想に失敗した」と思ってしまう傾向があるようです。

でも、瞑想中に思考が浮かぶのは珍しくはありません。
思考というのは、なかなか止まらないものです。

むしろ瞑想中は、心から色々な思考や記憶が湧いてくることが普通にあります
(ほかにも様々な身体感覚が湧いてきたりと、色んな経験が起こります)

そこで重要なことは、

湧いてくる思考に対して〝心が影響されていない〟
〝心が動揺していない〟〝心の平静さが保たれている〟ということです。

例えば、ヨーガセンターにくる途中に、
あるいはヨーガをする前でもいいです。

なにか心配事をずっと考えていて、
心がソワソワ、モヤモヤ、イライラと、
落ち着かないことがあったとします。

そういうときは少なからず、ヨーガをして、
最後の瞑想のときにその心配事が湧き上がってくるものです。
そのときに思考が湧き上がるのは自然のことです。
でも、そのときに、心の状態を観察してみてください。

ヨーガをする前と、瞑想中とでは、同じことを考えても、
心がまったく違う反応をしている可能性があります。

ヨーガをする前はその心配事を考えると、心が落ち着かなかったのに、
瞑想中に同じ心配事と対峙しても心が動揺していない、影響されていない、
落ち着いているという状態になっている可能性があります。

そういう状態になっていればなにか考えが浮かんだとしても、
瞑想失敗ではなく、心が変容していることになります。

同じ〝心配事〟という案件に対して、
心の反応や解釈が変わっているのです。
そうなっていれば瞑想が成功していると言えます。

だから瞑想中に考えは、浮かんでも大丈夫です。

訓練をしていくことで、いずれ思考が浮かんでも、
それが自分の意志や操作によってではなく、自然と心が動揺せず、
落ち着いた状態に長く留まっているようになります。

そのためにはヨーガ・瞑想の〝訓練〟+〝技術&知識〟が必要になります。
焦らずに少しづつ、確実に、身につけていきましょう。

関連記事

PAGE TOP