「ヨーガをすると余計なことをまるで考えないから、精神的に安定する」



陽気で好奇心旺盛な、みさとさん。
38歳で乳ガンになり、4回目に再発したときに「これだけガンになっても生かしていただいているので、もっと自分と向き合って、何かしなければならない」と思い立ったといます。そこで仕事をやめ、生活を変え、自分が興味があることにチャレンジすることに。その1つが〝ヨーガ〟ということで、様々な径由を経てヨーガセンターにいらっしゃいました。入会時点で遠方へお引っ越しが決まっていたため、5ヶ月限定、短期集中で通われました。

ー会員インタビューNo.8ー
【名前】みさとさん
【年齢】53歳
【職業】化粧品販売 / 会社経営
【ヨーガ歴】3年(ヨーガセンターでは5ヶ月)
【通うペース】週5〜6
(※2017年9月時点)

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〝直感的に、これはヨーガとか瞑想で
乗りこえた方がイイんじゃないかと思った〟

ーなぜヨーガを始めましたか?

2014年頃ですかね。仕事が忙しく、疲れが溜まりやすくなって、何かしなきゃと思っていスポーツクラブに通い始めました。そこでヨーガのクラスに出たら凄く気持ち良くて、自分の体にあっていると思いました。終わった瞬間に気が通るというか、スッキリとした感じが、他のフィットネスプログラムとは感触が違って、これは良いなと。

 

ーどのくらいの頻度で通っていましたか?

行けるときに行くような感じでした。
定期的にやるようになったのは2017年、ヨーガセンターに来てからです。

 

ーヨーガセンターに通うきっかけは、穂高養生園さんのご紹介でしたよね?

そうですね。穂高養生園に行った頃は、ガンが進行していて、具合が悪かったので、療養を兼ねて行ったんです。痛みが凄かったので、いつも気分が悪くて。それで養生園でヨーガをやったときに、痛みがとれるわけではありませんが、やっている瞬間は凄くリラックス出来て、その時にこのヨーガは凄く良いなと思ったんです。

でも養生園から帰って少ししたら、また痛みがひどくなってきたんです。
薬を飲んでも効かないし、毎日苦しんで過ごすのも辛いし、どうしようと思って。

そこで直感的に、これはヨーガとか瞑想で乗りこえた方がいいんじゃないか?と思ったんです。養生園のヨーガが凄く良かったので、養生園の方に東京で良い教室がないかを尋ねたら、東京ヨーガセンターを薦められたんです。


ーじゃあヨーガを始めたきっかけは最初はリフレッシュだったけども、そこから痛みを緩和させる目的になっていった感じでしょうか?

その頃は痛みがとれるかわからなかったし、どちらかというと精神的に拠り所という方が大きかったですね。そういうところがないと、このままどうなって行くのか不安でした。

 

ーちなみに、ご病気はいつなられたんでしょうか?

最初38歳のときに乳ガンになり、4回目に再発したときには肺に転移していて、転移すると手術できないんですね。でも、これだけガンになってるのに、ここまで生かていただいているので、もっと自分と向き合って、何かしなければならないと思ったんです。それで仕事をやめて、食事を変えたり、自分が好きなこと、直感的に身体にいい、必要だと感じたことは何でもやってみることにしました。

〝余計なことをまるで考えないから、精神的に安定する〟

ーヨーガセンターに入会されてからは、ほぼ毎日いらっしゃっていますね。

毎日ヨーガに来ることが目標で、それが安心感があありました。ヨーガセンターの暖かい雰囲気と、昭和な感じが凄く自分にシックリ来て (笑)

 

ー体調を崩されてヨーガセンターに通い始めたわけですが、その後は体調に変化はあったのでしょうか?

入会したあたりの頃から抗がん剤も始めたので、その効果もあると思いますが、調子は上向いてきました。

最初にヨーガセンターに来たときは、うつぶせができなくて、いつも痛くて胸に手をあてていて、先生たちに心配されてましたけど、その時と今とは、だいぶ変わったと思います。

ここに来る1時間が物凄くリラックスできて、余計なことをまるで考えない時間なので、精神的に安定しますね。普段は家のこと、仕事のことで、自分に集中する時間がなく、自分のために自分に集中する時間が出来たことが、精神的な拠り所となりましたね。

 

ーじゃあ、この三ヶ月でちょっとづつ回復の兆しも感じられますか?

そうですね。体の免疫があがっている感じがして、体調も凄く良くなってきたし、それに伴い、気分的にも変わってきました。最初は毎日通えるかしら?って感じでしたが、本当にここに来るのが楽しみだし、ここに来れば来るほど元気になる感じです。

 

ーそういうお話を知らない人は、ご病気を持っているようには見えないと思います。ヨーガセンターに通い始めて、元気になってきた実感を持つようになったのはいつくらいからでしょうか?

割と早い時点で凄くイイと思いました。1ヶ月するかしないかくらいで、ここに来ると元気になるんだって思いました。

とにかく最初の方は、体が凄くゆるんで気持ちよすぎて、毎回寝ちゃって。でも自分は気持ちイイし、イイ気分で帰るからそれでイイと思っていたんですが、ちあき先生に「寝て終わっちゃだめですよ、それではヨーガじゃないですよ」と言われて (笑)、そこで意識が変わりました。

ヨーガは瞑想する身体をつくるものだと頭ではわかってたんですが、初めはそれが実感として結びついてないから、とにかく快適の快を目指してやっていました。

でも毎日通っているのに、気持ち良くなって寝てるだけじゃダメだなと思って、そこから凄く意識するようになりました。ありがたいお言葉でした(笑)

 

ーいやいやいや、、、ホントすいません(笑)

み:でも言っていただいたお陰で、気持ちイイだけじゃなく、もう少し先に進もうとか、もっと自分のことを見つめてみようという気持ちになりました。

 

ーでも痛みがあったり、辛い状況の場合は、それを回復させることが優先なので、もちろん皆さん快適な方に行きたいと思いますよね。もちろんそれも大切なことです。でもそこを超えた先もあるので、そこも知ってほしくて。

いやホントにそう思います。最近は寝なくなりました。寝ないように自分で意識するようになりました。意識するって大事ですね。眠りそうになって戦いはしますけど(笑)。前は眠気と戦いつつも気持ちいいから、そのまま眠さに流れて良いのかな?と思っていました。あの瞬間の眠りって物凄く深いじゃないですか?それでスッキリするから、それがヨーガの効果だと思っていたんですが(笑)。

でも、それよりも眠くなっても寝ずにフラフラしながらも、自分を見つめながら寝ないで終わるのも、凄い気持ちイイし、スッキリするんですよね(笑)

 

〝ヨーガをすることで、身体の声を聞く意識を持てるようになった〟

ー他に何か体調に変化はありましたか?

ここの先生たちはレッスンでつねに、内面や体の変化を感じましょうとよく言われますよね。最初はどこにフォーカスしていいのか?どこが変化なのか?よくわからなくて、聞き流していましたが、毎日来ていると、それも少しづつわかってきてました。

たとえば今、緊張している/緩んでいるとか、快適/不快だとか、痛い/気持イイ、乱れている/落ち着いているとか、そういった自分のカラダのなかで起こっている感覚の違いが認識できるようになってきました。

 

ー自分の身体への認識が少し変わってきたんですね。

そうですね。昔は鈍かったんですね。病気になったのもそうだと思うし。凄く忙しく働いていても「大したことない」「皆もそんな生活だし」と思っていたけども、体は凄く信号を出していたと思うんですよね。そういうことをケアする感性に欠けていたと思います。だからヨーガをすることで、身体の声を聞く意識を持てるようになりました。

やはり、目をつぶってレッスンを受けていると、身体の内側を観察するように先生から誘導されるじゃないですか。あれが良いんですよ。あれがあると心がヨソにいかない。そうすると考え事がなくなり、内面に集中できるんですね。

前にスポーツクラブでやっていたときは、身体は言われた通りに動いているども、頭のなかは帰ったらアレしてコレしてとか、延々と色んなことを考えてしまう。妄想だらけになることもよくあったんです。

でもここのヨーガは、先生の声が、今ココで現実に起こっていることへ意識が向くように促されていて、レッスン中ひたすらそれが聞こえてくるから、それを意識せざるを得ない。〝目をつぶってヨーガをすること〟と〝自分の内側を観察する〟こと。この2つが、このヨーガの素晴らしいところだと思います。

 

ーヨーガをすることによって、具体的に効果がありましたか

「身体面」 

まず痛みがなくなりました。あと日常生活のしんどい感じがかなりなくなって、元気が出てきました。

例えば駅で階段あがるとか、電車が来たから走ったりも出来なくなっていたんです。いまは座らなくなったし、それどころか遅刻しそうなときは走って来たり(笑)。

ココに来るために新宿駅から結構な距離がありますが、訓練のために歩いてきていたんですが、今はお散歩レベルになってきた。こんなに普通に動いているわって感じで。朝起きたらシャシャッと動けるようになりました

「精神面」

もともと自分に目を向けるのが苦手で、凄く外に向いてしまう。

でも今は、体の変化を感じるとか、自分と対話することが出来てきて、「今、自分はどうなのかな?〟というのを気にかけるようになった。

昔は自分の状態は全部すっとばして、お友達との約束を優先したりしてましたが、今は自分のことも考えられるようになりました。

やはり忙しさに追われると、自分を一番ないがしろにしちゃうから、こういう時間を取るのは、お忙しい人には重要な時間になるだろうと、いま思います。私は病気のお陰で毎日通ったり出来るようになったけども、そうなる前に、そういう時間を意識的にとると、全然違うと思います。

 「生活面」

もともとは夜型で、そうすると寝るのが遅くなって、睡眠が短くなってしまうことが良くあったんです。でもヨーガを3ヶ月集中して毎日頑張るということで始めて、それでヨーガに来るために早く寝たり、ヨーガに来るためにスケジュールにあわせて組み換えて、ヨーガに来るまでにやることもやるし、そういうことで生活のパターンが整っていきました。それが凄く良かったです。

 

〝ヨーガだけじゃなく、様々なインスピレーションをもらえる場所〟

 ー心身の調子が良くなったあとは、どんなことに興味が向きまし たか?

いっぱいあるんですが、まず健康第一。ただ病気病気の生活はしたくないですが、私の場合ちょっと気を許すと、ワーってすぐ外に向いちゃって同じ過ちを何度も繰り替えしているので、まずはさっきも言ったココで整えた身体と生活パターンを、キープしていくのが大切だと思っています。

今までヨーガセンターに通うことでそれが出来ましたが、これから関西という新しい環境に引っ越すので不安はあります。でも本当は1人でヨーガをやるものだと思うので、自分の軸に出来るくらいにヨーガを身につけることが1番の目標です。

その次のステップとしては、人と人の繋がりを持てる場を作りたいと思っています。

いままで私はプライベートでも仕事でも、人と関わってきて色々やってきて、素晴らしい経験をたくさんさせてもらったんですが、そのなかで人様から受ける影響や学びが大きかったんですね。だから新しい生活で身体を整えたあかつきには、そういう場を作ることを考えたいと思います。

 

ーそれも次のモチベーションになりますね

ここに来るとヨーガだけではなく、それに付随したことも教えてもらえるじゃないですか。身体に良いこととか、食のこととか、生活を豊かにするようなこととか。良い生き方をしている人にも出会えるし、そういったことでも良いインスピレーションをもらえたので、凄く良かったですね。

 

ーヨーガを続けられている理由、秘訣はなんですか?

ヨーガセンターに来るのが凄く楽しみで。昔から来ていたかのような、そういう安心感、暖かさ、快適さを感じます。

そういう場所だから、通ってる皆さんも凄く自然体なんだけど、あまり深く関わらないというか、良い距離感がある。毎日来ていると色んな人とお話する機会もあって、そういうところも凄く面白いんです。ホントに良い場所に巡りあえてラッキーだったと思ってます。

あと先生たちが自然体で良いですね。一人一人が凄く個性的なのに、ヨーガの指導には一貫性があり、筋が通っているのも好きです。

以前に出会ったヨーガの先生たちは、頑張ってる感があって、それ自体は素晴らしいと思うんですが、それにつられて、こっちも頑張りすぎちゃうんですよね (笑)。だから難しいポーズを無理して頑張ってやるとか、形にばかりフォーカスしてしまうところがありましたね。でも、前に経験したヨーガと比べて、ここの先生たちは全然違うところを見てるから、例えば同じようなポーズをやったりしても、伝わってくるものが違うんですね。

 

ーヨーガの練習をしていて、楽しいところはどこですか?

ポーズも好きなんですけど、やっぱり最後の呼吸法と瞑想の時間がとても好きですね。あの時間に来ると「ここまで来た〜気持ちいいわ〜今日は寝ないぞ〜」って思って(笑)。

やっぱ呼吸法をやると凄く深く呼吸をしていることを体感できますよね。普段の生活では意識してないので、呼吸法のときにそれを感じるとウキウキしますね。

 

ークラスのレベル分けの違いを感じますか?

み:最初はカタチができたり、スムーズになってくるとだんだん出来てきたなーとか思ってたんですが、そこからだんだん「チカラが入っているなー」とか、いっぱい気づきがでてくるので、やっぱり基礎は奥深いと思っています。

 

ー今後の目標はありますか?

ヨーガは一生の友達でいたいと思っているので、ずっと続けたいです。

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