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「自分と向き合える時間ができて、幸せ度が増した」

環境NGOで働く、いしかわさん。
環境問題への取り組みや、より良い社会を目指す活動をされています。

お住まいが遠いのでZOOMでのレッスン受講ですが、1年間、週3回のヨーガで、習慣化に成功。生活に、仕事に、精神面に、とても良い影響があるようです。

またHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)のいしかわさんは、ヨーガをして〝自分と本気で対峙する貴重な時間〟を持つことで、幸せ度が増したとのこと。その繊細な感性でヨーガをすることで、身体の生命感をありありと感じ、心の機微を認知でき、様々な気づきをもたらしたようです。

<会員インタビューNo.15>
【名前】いしかわさん

【年齢】30代
【職業】環境NGO
【ヨーガ歴】1年ちょっと
【レッスン頻度】週3
【好きなこと】鳥を見ること、ヴィーガン料理、ヴィーガンスイーツ作り

1. 生活のこと

自然に感謝しながら暮らせることが、仕事のモチベーション


ー普段はどんな生活をしてますか?

コロナ禍になってから平日はリモートで仕事をしていて、地元からはほぼ出ません。

週末は、近所の大きな公園へ行きます。森に入って、3時間ほど鳥を見ます。それが楽しくて。

-都心から外れたところの方が落ち着きますか?

コロナ禍でオフィスに行く必要がなくなり、東京にいる意味がなくなったので、引っ越しました。

〝山を見ながら仕事がしたい〟と思って、いまの家に決めました。山に沈む夕日が綺麗で、毎日、幸せな気持ちで働いています。自然に感謝しながら暮らせることが、仕事のモチベーションにも繋がります。

2.仕事のこと

▲環境NGOで活動。
こちらは、温暖化や農薬の影響にさらされる日本ミツバチを守る活動をされている方
に、お話を聞きに行ったときの様子。ミツバチは野菜や果物の受粉を助けてくれる大切な役割をもっています。

自分のやりたい仕事で、生活できることは幸運なこと〟

ー環境NGOのお仕事では、どういったことに取り組んでますか?

環境問題を、世間にどうやって知ってもらえるか?わかってもらえるか?どうやって一緒に行動してもらえるか?を考える部署にいます。

一般企業でいうPRやマーケティングに近いのかな、と思います。WEBサイトの文章や、SNSへの投稿を考えたり、いろんな場に出向いて環境問題について話したりもします


ー最近の仕事で印象的だったことは?

最近では誰もが知っているような著名な方にインタビューをさせてもらったことです。いま社会的に影響力を持った方々にお話を伺うプロジェクトをやっているんです。

〝環境問題〟〝より良い社会〟〝理想的な未来〟について、どのように考えているか?どんな取り組みをしているか?を聞いて、世の中に発信しています。

私の役割は、影響力を持った方々と一緒に何かをすることです。その方々にどうやって活動を知ってもらえるか、どんなことであれば一緒に力を合わせられるのか、私が行うコミュニケーションも重要になってきます。

▲こちらはイベントで、お話をしている光景

ーお仕事はハードですか?

体力は必要です。あと急に予定が決まったり、変更があるので、それで気分の浮き沈みもあります。

私は準備をしっかりしたいタイプですが、時間の余裕もないことが多くて。でも切り替えて、準備して、やらなきゃならないので、フレキシブルな心構えが必要なんです。それが昔は凄くストレスでした。今は慣れましたが。

大変なこともありますが、今いる部署は、自分が一番やりたいこととフィットしていますね。自分のやりたいことが仕事になっていて、生活していけることは、本当に幸運なことだと思います。


ー仕事を通して実現したいことは?

政治や環境、社会的なことを発信することは、日本はいまだハードルが高いと感じます。

そういうことは、別に言ってもいいし、話し合ってもいい。気軽に話せる社会をつくりたい。その間口を広げることに取り組んでいます。

あと今の状況に危機感もありますが、それよりも「こういう良い社会にしたいから、今こうしよう」というヴィジョンの方が大切だと思っています。危機感で動く人もいますが、それだと辛くなってしまうし、目指す先が暗いので。

危機はあっても、変わってきたこともあるし、これからも変えられるし、ちょっと動けば変えられることもたくさんある。だから希望を伝えられると良いし、希望を感じられる機会をたくさん作りたいです。


3.ヨーガのこと

ヨーガは自分の将来への投資

ーヨーガをやってみたいと思った動機は?

中学高校と激しいスポーツをやっていましたが、部活で強制力が働いていたからやっていただけで。

私はどちらかというと、身体を激しく動かすというよりも、ゆったりとしたヨーガとか、ストレッチみたいなものに関心があったんです。特に働き始めてからは、運動の機会がなかったので。

でもきっかけが特になくて、コロナ禍になり、リモートがもっと続くだろうとなったときに、たまたま同僚のOさんから「イイところがあるよ」とヨーガセンターを教えられて。

それがオシャレなヨガというよりは、もう少し自分の気持ちとか、心とか身体をしっかり考えるヨーガで、Oさんには良い効果があったということだったんです。

Oさんが言うなら間違いないだろうと思って、体験に申し込みました。


ーいしかわさんから見て、同僚のOさんはどんな印象があるのでしょうか?

何事にも動じないところがあります。何かあっても「まあ、そういうもんだよね」と受け入れて、「やるしかないじゃん」とか、「やらなくていいじゃん」とか、冷静なスタンスで。

私だったら動揺するような場面を、客観的に、俯瞰して、物事を見ることが出来るんです。


ー同僚のOさん(男性)が、ヨーガをしていたことは聞いていたんですか?

「落ち着くようになった」とか「小さいことでイライラしなくなった」と話していました。

私は感情の波が激しいタイプで、怒ったり、悲しんだりすることが結構あるんです。でも小さいことでイラッとしたくないし、できれば常に穏やかでいたいんです。

だからヨーガをすれば、Oさんのようになれるかな?という気持ちもありました(笑)


ーじゃあOさんを通して、ヨーガっていいんじゃないかな?というのが、あったんですね。

そうですね。フィジカルな部分だけじゃなく、メンタルの部分も期待をしていました。


ーヨーガを始めたときのご自分のコンディションはどうでしたか?

プライベートでは自分から何かするタイプでもないし、運動をしていなかったし、家が心地よいから外にあまり出ない感じで。

そこから「よし!やるぞ!変えるぞ」という気持ちをもって始めました。運動する機会にしたかったし、生活のリズムを整えたい気持ちもありました。

自分の将来への投資もかねて、定期的に、きちんと、ヨーガをやりたかったんです。

Youtubeでヨガをしたこともあったのですが、それだと頑張り切れないと思ったんです。時間があればやる、気が向いたらやるって形になっちゃって、習慣化はできませんでした。強制力が弱くて(笑)


ーYoutubeのヨガ内容はどうだったんですか?

ストレッチ中心のヨガを見ていたので、今やっている内容とは違う感じでした。

ヨーガは、本気で自分と向き合える貴重な時間

ーヨーガをやってみて、なにか変化はありますか?

〝本気で自分と向き合う時間〟が、すごく貴重だと思いました。

自分の身体や、心もそうだし、自分が何を考えているのか?とか、呼吸の状態とかと、じっくり向き合うことで、色々なことに気づけました。

ヨーガをやってみるまで、そんなことは気にしてもいなかったですね。


ー心理的な部分では?

自分だけに向き合う時間がとれることで、幸せ度は増したと思います。

今、パートナーと二人暮らしなので、自分だけの時間をとれるのは貴重です。こういう機会がなかったら、ゆっくりする時間はなかなか取れなくて。

でも決まった曜日の時間に、自分と向き合う時間を作れることで、充足感を得られます。


ー「自分と向き合う時間」が出来たことが、そこまで大きいことだったんですね。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)って聞いたことありますか?日本語では「繊細さん」とかって言われるんですけど、私それで。人が目の前にいたり、音がなっていると集中できなくて。

だから、自分だけの時間って貴重なんです。

土曜日はパートナーが働いていて、家にいないんですよ。なので特別な日で。平日は仕方ないけど、土曜日の朝だけは一人にしてもらいたくて、たまに彼が仕事ない日でも「ちょっとすいませんが」とお願いして出て行ってもらって(笑)。でも彼も応援してくれているから「もちろんだよ」と言ってくれて。

それくらい、一人だけでヨーガの時間に没頭するというのが、私にとって凄く大事なことなんです。

土曜日は近郊で採れるオーガニック野菜が宅配で届く日なんですが、それもレッスン途中でピンポンが鳴ると嫌なので、〝置き配で結構です〟という張り紙を貼って、レッスンに臨んでいます(笑)


ーパーソナルエリアで本当に自分だけの時間が必要ってことですよね?

そうなんですよ。でもヨーガをやっていなかったら、なかなか、どうやって、その時間を作っていけばよいか難しいし、どう過ごしていいかわからない。本を読むとかとも違うので。

〝自分の意志やケアで、身体を変えられることに気づいた〟

ー身体の変化はどのようなことが?

足が細くなりました。全然そういうつもりで始めてなかったのに「あれ?」みたいな。

腹筋も、もともとプヨプヨしてなかったけど、フラットになり始めてたり。最近はお腹の横のラインに変化を感じていて「あれ?くびれ?」とか。

いずれも劇的ではないんですが、いつのまにか「あれ?」みたいな感じです (笑)。

1年前は身体が硬くてできなかったアーサナも、できるようになってきたとか、身体の変化はありますね。


ー感情が激しくなってしまうというところは?

パートナーには「ヨーガをやっている日とやってない日では、穏やかさが違う」と言われます。

今まで「きーっ」と彼に怒ってたことも、「まあでも他のことでたくさんやってくれているしな」と思えるようになったような気がします。起伏の波の頻度が減った感はありますね!


ー呼吸に関してはどうですか?

呼吸に意識を向けることで、自分の身体が凄いって思うようになりました。

「動いている、横隔膜が!」とか。「息が入ってきた、出ていった、ああ生きている!」と感じるようになったのも、ありがたい気持ちになりました。

身体が生きていることって、当たり前すぎて気づかない。でもヨーガの時間にそれに気づくんです。いかに身体が自然に精妙に作られていて、いかに息がちゃんとできているかって。

身体の部分部分が調和をもって動いていることや、身体と呼吸のつながり、呼吸から心への作用を、繊細に感じることができます。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、身体が生きていると実感できる時間ですね。

ー私たち毎日忙しいから〝自分に何が起こっているのか?〟〝自分の身体が今どうなっているのか?〟に、なかなか気づけません。だから身体よりもっと繊細な〝自分の心がどうなっているのか?〟まで到達できないことは、普通のことだと思います。でもヨーガの練習を重ねると、自分の自覚領域が広がっていき、「自分の身体と心に起こっていること」「自分が無意識にやっていること」に気づけるようになっていきますね。

レッスンの最初に「呼吸を自覚してください」と言われますが、最近やっとわかってきました。

レッスンの最初と終わりとでは、本当に呼吸が変化していますよね。「呼吸がまろやかになっていく」と表現する方もいますが、それもわかるし、本当にその通りになっていく。

その経験から、自分の意志やケアによって、ちゃんと身体を変えることができるとわかったんです。その気づきはとても大事だと思いました。

始めた頃は、そんなこと知らなかったし、それを期待して入ったわけではありませんでした。「運動しなきゃ」「筋肉を使わなきゃ」みたいな気持ちが強かったですが、最近ではヨーガをする意識が変わってきましたね。

呼吸に対する認識とか?呼吸を通して気づいたことが大きかったんですね?

そうですね、あとはどっちの鼻がつまっているとか。普通では気づかないのに、やってみて、こんなに違うんだと。

そりゃ両方通っている時と、片方詰まっている時とでは、気持ちも違うし、ちゃんと両方通っている方が脳にも酸素行くよな~とか思ったり。

やってみないと、自分の身体の状態を、こんなにも気づかないもんなんだなと驚きました。その気づきが大きかったです。

4. ヨーガと生活習慣

辛いときこそ、生活のリズムを崩さず、ヨーガで心身と向き合うことが大事

ー生活習慣の変化は?

入会した時に、ちあきさんに「生活リズムを作るために、ヨーガをする曜日と時間を決めた方が良い」とアドバイスされて、週3回やることになったんです。

最初は「そんなに出来るかな?」とも思いましたが、それでやろうと決めて、やってみると、毎日の過ごし方が変わるんですね。

「明日はヨーガがあるから早めに寝よう」とか、それが本当に効果があって。ダラダラしちゃいそうなときでも、良い意味でのストレスがあって、朝のヨーガに合わせて夜の過ごし方も変わるから、生活のリズムが自然と整っていく。

そうすると、朝の仕事も良いスタートを切れるんです。


ーヨーガをやった日は、1日の仕事の調子も良いですか?

「今からやるぞ!」と、ポジティブな気持ちで、仕事がスタートできます。1日のリズムができるし、時間にとても意識的でダラダラしない。効率よく仕事ができます。

コロナ禍でリモートワークになってからは、朝は少しゆっくりしても大丈夫なんです。仕事は何時から始めても大丈夫だし、ギリギリまで寝てられる。電車に乗るとか、環境の変化がないので、ヨーガの日はメリハリになります。
朝ヨーガがなかったら結構ダラけていたと思います。

あと結構、朝辛くても頑張って起きてヨーガに参加すると、結果オーライになります。連日遅くまで仕事が続いていて辛い時期で怠けそうになったときも、頑張って起きてヨーガ参加したら、やっぱり参加してよかったって思えます。辛いときこそ、きちんとリズムを崩さず、時間をとって体と心と向き合うことが大事だな、と実感しました。

ほかにも全然ダメダメな日々を過ごしていたとしても、少なくてもこの1時間は無駄じゃなかったな、と1日の中で思える時間にもなる。ここでのヨーガの時間は期待を裏切らない時間ですね(笑)


ー印象では最初から、決めた日にキチッと来るから、意志が強い人だなと思っていました。
最初から週3回やるのは大変なことだし、それを1年以上持続することも、なかなか出来ないことだと思います。

ちゃんとやりたいし、やらなきゃもったいないですね。「週3回以上やると良い」と聞いていたので、フリーパス(通い放題)にしましたし。たくさんやるに越したことはないし、週3回は確実に出れるので、逆にやらない理由はないです。

〝自分への投資〟だと思っているから、しっかりやりたくて。お金だけじゃないですが、ちゃんとした価値を払うことは大事だと思います。安ければ良いってわけじゃない。

それよりも長期的に見たら、自分にとって良いことだから、その分払っているし、そのためのコミットメントだと思っています。

5.ZOOMレッスンと、ヨーガセンターについて

ZOOMレッスンは生活に組み込みやすく、ヨーガを習慣化できる

ZOOMレッスンのメリットを教えてもらえますか?

家が好きなので、自分の心地よい空間で誰にも邪魔されずにできる。移動の時間がかからない。仕事前にできる。場所に限定されずにできる。なにより生活に組み込みやすい。それが一番大きいです。

今後、日本から出る可能性もありますが、ZOOMならどこでも参加できるので、そこも大きいです。

ー実際、海外から旅行先から受ける人も結構いますよ(笑)あと「実際に先生に対面で見てもらわないと、ちゃんと出来ているかわからないので不安」という方も多いんですが、その心配はなかったですか?

もともと私はZOOMでやる方が自分の利点が大きかったので、心配なかったです。

レッスン中も、間違いを指摘してもらえたり、レッスン後はメールでやりとりし丁寧なフォローアップしてもらえますし。しかも自分のやっている姿をスクショまでして、説明してくれたりとか。そこまでやってくれるんだって驚きました(笑)

レッスン後のフォローがあることは、特にホームページでも謳っていないじゃないですか?でも人と人のコミュニケーションの延長で、好意として、やってもらえることが良かったです。

ー実際対面しないと伝わらないこともあると思いますし、zoomだとわからないと思う方も多いですが、その点はカバーされていたんですね。

あと先生たちと、対面で会ったことはありませんが、画面越しでも人柄が伝わってきて、それも良いなって思えたんです。この人はちょっと、、、みたいな違和感がなかった。それも大きかったです。


ーどんな方にヨーガを薦めたいですか?

精神的なところにポジティブな働きかけを持ちたい人は、とても良いと思います。

あとヨーガをするのに、オシャレしなくていいってところが気楽です。皆さんもヨガウェアじゃなく、自分の着心地の良いものを着てやっていますし。そういうことで気後れしちゃう人は、ここのウェルカム感はすごいと思います。

それとアットホームですよね。ビジネスライクじゃないところが良いです。みなさん、ぜんぜん飾ってないところが、凄く良いですよ。

ーZOOMを通してもそこまで感じてもらえているところが嬉しいです。

私、朝苦手なんですが、いつもちあきさんが満面の笑みで迎えてくれるので、私も自然と笑顔で「おはようございます~」ってなれます(笑)

誰でもウェルカム感があって、迷っている人は、飛び込んでほしいですね。

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