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免疫を高めよう〜毎日の習慣、ライフスタイルが健康をささえます〜

免疫を高めよう

毎日、コロナウイルスの情報、ニュースが続いています。
感染の恐怖だけでなく、仕事や生活の制約、経済の心配など、どこを見てもなんとなく、気持ちが晴れない、、、というかたも多いとおもいます。

東京ヨーガセンターも残念ながら、たくさんの出張クラスが休講になりました。毎週の習慣としてヨーガをされているみなさんの健康が心配です。特に高齢者の方は、しばらくヨーガをお休みするとガタッと体力気力が落ち込むことがあり、とても心配しています。

そして元気な人でも、周りの雰囲気や状況によって、恐怖や心配にかられることがあると思います。心が病みかけたり、プチ鬱になっていたり。なんだか元気が蝕まれる、やる気が出ない、、、。

お子さんや、介護看病が必要なご家族がおられる方は、神経を張り詰め、時間、プレッシャーでいっぱいいっぱいになられる。

さて!!!
今しばらくの感染拡大が収束することを願いつつ、では一人一人ができることは何があるか?を考えてみます。 ウイルス感染は100%は防げなくとも、出来るだけ、身体の抵抗力を高めるに越したことありません。日々免疫を高める習慣、生活を、この機会に見直してみましょう!

【体温をあげよう】

低体温は、免疫力低下させると言われています。適度な運動、食事の習慣、生活習慣のみ直しで、改善に向かいましょう。

①適度な運動をしよう!
運動不足を解消しよう。運動量の低下は、筋肉量の減少に繋がります。筋肉は人体最大の熱産生器官で、筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。基礎代謝が落ちると、エネルギーが消費されにくくなり、内臓脂肪が増加してゆきます。 ヨーガのプラクティスは日常生活での活動を支える筋肉は保持されます。スムーズな動きや、姿勢をよくするのに役立ちます。もっと筋肉量を増やしたい方は、軽い筋トレも行うといいです。


②お風呂に入ろう!

最近は年中シャワーのみという方が、多くなっているそうです。毎日必ず湯船につかり、体を温める習慣をつけましょう。坐骨神経痛、肩こり、腰痛の方もぜひ湯船にゆっくりつかる習慣をつけてみてください。体も温まり、血行促進。疲れも取れてリフレッシュします。


③白湯をのむ!

朝の白湯は、体のデトックス効果もありますが、食前の白湯は消化を促進もします。白湯で内臓を温めてあげましょう。便秘の方にもおすすめです。体温アップ、デトックス、美肌に効果的です。


④お腹を冷やさない!

腹部は血液が集まっているところです。腹部の血行が悪くなると、皮下脂肪もつきやすくなります。冷える方は末端部(手足)を温めるばかりでなく、お腹を温めましょう!衣類を見直したり、工夫してみましょう。


⑤足湯!

足湯は簡単に体を温め、血行を促進します。ふきらはぎの半分以上、上までお湯につけてください。浅い洗面器ではなく、深めの足湯バケツ、バケツで。冷え性の女性は毎日されてみてください。

ストレスを溜めないようにしよう

ストレスは免疫低下の1つの要因になります。
・身体の疲れは、筋肉の緊張をとる。
・心の疲れは、簡単なリフレッシュや、瞑想などを行う。

とにかく、ごみと同じで、掃除/リセットしなければ、溜まる一方です。目に見えないだけに、無自覚ですが、毎日の心身リセットの習慣が、ストレスケアとなり、ストレスへの上手な対処法になります。
①ヨーガをしよう
ヨーガをするなら、ポーズだけではだめです。アーサナ(ポーズ)は、筋肉系統だけにしか働きかけません。同時にプラーナヤーマ(呼吸法)も必要です。自律神経系に働きかけます。十分なリラクゼーションもしっかりと行います。瞑想は心の鎮静化に貢献します。散漫な思考が、徐々に整理され、無思考の状態を経験すると、脳機能は深く休息します。必ずリラクゼーション、アーサナ、プラーナヤーマ、メディテーションを行います。

家でも畳一畳分のスペースがあればできます。道具もいりません。少しの場所と静かな空間があれば誰でもできます。
今こそお家でヨーガです。TYCでしっかり基礎が身についている会員さんはぜひトライしてください。

同時に、日常でもイライラや心の葛藤を減らすべく、心の節制につとめます。(ヤマ/自戒、ニヤマ/禁戒)普通に、自分や他人を傷つけないことを始め、心が葛藤、混乱しない態度を守り、養成していくことが、心の穏やかさを保ってくれます。


②ヨーガは出来るだけ毎日の習慣に!

やるならば、しっかり、たっぷり、長く!ではなく、最初は15〜20分を毎日続けるようにしましょう。慣れてきたら、5〜10〜分と自然とヨーガに使う時間が伸びていきます。 「朝のヨーガ」は、1日のエネルギーをチャージし、心の穏やかさを1日持続してくれます。 「夕のヨーガ」は、日中の疲れをリセットさせ、仕事や家族のケアでの昂った感情をマイルドにしてくれます。

「夜のヨーガ」は、1日の心身の疲れを十分にとり、ストレスリセット。思考の整理もできて、よく眠ることができるでしょう。
これらの習慣の連続が、健康的なライフスタイルを作り、折れにくい心を養い、健康の基盤となっていきます。


③適度なリフレッシュ
自分にとって好きなことをしたり、触れたり、足を運ぶことも良いリフレッシュになります。今は出かけることに制約がある時期ですが、出かけなくてもできる気分転換をぜひ見つけてみましょう!

【乾燥させないようにしよう】

鼻、喉は常に乾燥しないように、湿り気のある状態が望ましいです。ウイルスが気管から増殖しないように、加湿器などで空気を一定に湿らせておくことも良いようです。お肌にももちろんいいですね。

【鼻、喉の洗浄】

喉はうがい。が基本ですが、鼻も洗浄するといいです。ヨーガのクリヤー(浄化作法)にネティという鼻洗浄があります。
水で鼻腔の洗浄をします。

【食事の習慣】


①温かい食べ物を!
体の温まる食事を食べましょう。生野菜ばかりの方は、温かいものも取り入れてみましょう。


②食べ過ぎ、見直し!
また食べ過ぎは、不調の原因になります。消化しきれない量を食べることにより、体の中に未消化物としてたまり、毒素になります。常に、お腹がすっきりとする量を体と相談しながら食べるようにしてみてはいかがですか?普段食べ過ぎの方は、週末だけでも食事を軽くしたりするのもいいと思います。食べ過ぎは、消化器系に負担をかけますので、調子がすぐれない時は、食べ過ぎもチェックしてみましょう。


③発酵食を活用しよう!
日本の素晴らしい伝統食、発酵食品。デトックス効果も高く、特に腸の働きをよくしてくれます。発酵食は、善玉菌を含み、腸内フローラを整えてくれます。また腸に良いとされている食物繊維、オリゴ糖は善玉菌のエサになります。腸を元気に保つことで体も元気になります。よって便秘は軽くみられがちですが、本当は改善すべき深刻な症状なのです。ヨーガにくる方での便秘にお悩みの女性は本当に多いです。ヨーガは便秘の解消に役立ちます。

【十分な睡眠を】

十分な睡眠は何にもかえられません。寝つき、時間が長い、短いだけでなく、質も重要です。近年不眠の方がとても多く、ヨーガにくる方でも多い現実があります。良質な睡眠にもヨーガは役立ちます。夜のヨーガで、副交感神経が優勢になり、眠りにつきやすくなります。また、不眠の方にも、定期的なプラーナヤーマによって改善がみられる声も多くあります。 睡眠薬を服用されている方は、試す価値ありだと思います。こんな時期だからこそ、たくさんの心配や不安がありますが、
ぜひ睡眠時くらいは、ぐっすりを休めるようにしましょう!

【前向きな心を養う】


いい意味でマイペース。周りに影響されすぎず、凹みすぎず、心を前に向けていくには、練習が必要です。渇望と嫌悪に終わりなく、どちらに向いても、落ち込み、苦しみます。反射反応に振り回されず、自分の心を自分でコントロールしていくことでしか、心の葛藤の連鎖からは逃れられません。 平静さをもって、自分の心を少しずつ、飼い慣らし、教育していくことでしか、心は鍛えられません。自分をみる、自分の心をみるには、時間をかけて、訓練です。瞑想、ヨーガ、仏教は、伝統的な心のセルコントロールのメソッドでもあります。

以上、個人的に免疫をあげるために有効と思えることを書いてみました(注:個人的な見解も含めて記載しております)

コロナの今だから大事ではなく、健康を保つライフスタイルは、これまでもこれからも大切です。この機会に見直してみるのもいいと思います。健康的な習慣、ライフスタイルによって結果が出ている方は、それが自信になります。さらに継続されるのがいいと思います。

この事態が早く収束することを本当に願います。一人一人ができることを実践し、周囲と協力しあえる、温かな社会と、元気な社会活動が戻ることも願います。こんな時、少しでもヨーガが皆さんに役立つようにもっと考えていきたいです。

(ちあき)

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