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難しいポーズ=ヨーガの上達では全然ありません

ヨーガは〝美しいポーズ〟を極める練習ではない

〝やりやすく、効果がある。だから毎日でも出来る〟これはヨーガをするうえで、一つ大切なことです。

ヨーガの練習は、日々の心身のコンディションを良好にします。それよって11日を元気に、前向きに、快活に過ごすことができます。

仕事も趣味も、勉強や運動も、家事や育児や介護も、心身のコンディションが良い方が、より良いパフォーマンスが発揮できます。心身の状態が良好であれば、当然、毎日の充足感も高まります。

だからこそ、ヨーガを日常にとりいれて、習慣化することは、人生に大きなメリットをもたらします。地道に、コツコツと、継続することで、心身が良好に機能するようになっていきます。

そしてヨーガを日々、継続するためには〝やりやすく、効果があるもの〟が最善な方法です。

やることが難しすぎたり、キツすぎると、なかなか続かないからです。 ヨーガも〝継続こそ力〟なのです。

(※COME AS YOU ARE =ありのままに来て。あなたらしくいて。良い言葉ですね。ヨーガにもピッタリくる言葉です。他者との比較、日常の問題、自分を縛っているものから外れて、純粋な/気持ちいい/良好な自分を見出しつづける。それが一つ、ヨーガで経験できる素晴らしいこと)

自分の心身にあわせて気持ちよくやる。それが超・効果的。

一般的にヨーガは「形が難しく、アクロバティックで、強度・刺激が強いポーズに効果がある」というイメージが強いですが、それは誤解です。

ポーズの形が凄ければ効果がでるわけではなく〝そのポーズをどう行うか?〟に秘訣があります。

(※ヨーガのポーズのことを、正式には〝アーサナ〟といいます。しかし便宜上、このテキストではポーズと表記します)

ヨーガのポーズは、一見、現代的なボディワーク、ストレッチ、ピラティスなどに似ているように見えるのでしょうか、、、それらと同じようなノリで解釈して、やっている人も多いです。

しかし、そのような一般的に知れ渡っている体操やストレッチと、ヨーガのポーズはコンセプトも目的も方法も効果も異なるところが多いです。それは、どちらが優れているか?ではなく、たんに、ヨーガは別物/異質のものということです。その〝異なるところ〟が面白く、特色でもあり、ヨーガを実践する価値だと思います。

もしヨーガを、単なる体操/エクササイズと同じように使ってしまうならば、〝ヨーガに秘められた本来の良さ〟は、あまり活かされず、眠ったままになるでしょう。

だから、ちゃんとヨーガの特質/特徴を理解した上で、行うことが重要です。わざわざヨーガをするのであれば、ヨーガならではの効果を獲得していきたいものです。

なにより、僕がヨーガの素晴らしいと思うのは、〝自分の心身の状態にあわせて練習できる〟ところです。それによって、心身に素晴らしい効果が生まれるところです。

ヨーガのポーズは難しく、刺激的で、キツいから効果があるのではなく、心身にとって〝無理なく〟〝気持ちよく〟〝快適に〟行うことで、効果がでてきます(※このヨーガの方法は、現代的な視点からのエビデンスもしっかりあります)。

そのように繰り返し、日々練習を行うことで、少しづつ出来ることも広がってくるのです。

また心身にとって〝無理なく〟〝気持ちよく〟〝快適に〟行うことは、多くの人が実習できる可能性を秘めています。

たとえ身体が硬くても柔らかくても、元気でも病弱でも、運動が得意でも苦手でも、若くても歳をとっても、その人のキャパシティのなかで行えば、人それぞれの効果が期待できます。

そこがヨーガの面白く、凄いところだと僕は思っています。

自分の身体に寄り添い、気持ちよくやろう。

それにしてもヨーガというのは気持ち良くやっていけば、元気に、前向きに、心身ともに健康になるなんて、最高な訓練だと思いませんか?(笑)

もちろん高度な技法にチャレンジすること、ステップアップすることは重要ですが、それは自分の心身の状態、能力、キャパシティを大きく超えて、無茶をすることを意味しません。

ヨーガのチャレンジ/ステップアップは、それとはまた違うところにあります。無茶をすると身体を痛めたり、怪我をします。そこに成長や向上があるとは、とても思えません。

むかし僕もヨーガを始めた頃はムキになり、無茶して、ポーズを練習していましたでもヨーガで身体を痛めたり、怪我したりして、整体や鍼灸に通って治療するとか、本末転倒だと思いませんか?

そもそもヨーガを発明した古代インド人は、そんなことがヨーガだとは言ってないのです。

なにより体を痛めたり、怪我すれば、練習をコンスタントに継続できなくなります。そうなると、心身を良好に維持/改善/強化することも難しくなります。 だから〝自分の心身の状態にあわせて〟適切・的確に、練習することが大切です。

〝やりやすく、シンプル〟でも〝効果がある〟のは、そこに無駄がないからです。

伝統的ヨーガの技術には数千年の英知が蓄積

ヨーガの技術の一つ一つには、数千年に渡って蓄積されてきた叡知が含まれています。

現代まで生き残ってきたのには理由があります。それは、どの時代でも、人間が対峙してきた心身にまつわる普遍的な問題/テーマに対して、ヨーガが役に立ってきたということです。

だからシンプルに見えても(難しいものも沢山ありますが)、無理なく、丁寧に、ポイントをおさえて行えば、しっかり心身に効いてくるのです。

ヨーガはイイ加減にやれば、いくらでもただの易しい体操になります。でもヨーガのコンセプトや理論を知って、実習すれば、深淵さをもつ修練になります。

そんなわけで、ヨーガの実習で大切なことは〝ポーズの難しさ〟や〝ポーズの強度や刺激の強さ〟ではなく、ポーズ、呼吸法、瞑想のコンセプトを理解し、納得し、一つ一つ技術のポイントを押さえ、自分の今の状態にあわせて、適切/的確に行うことです。

そうすれば、心身は元気になり、日々の自分のやりたいこと、やるべきことを行う活力となります。

〝心身を健康にしたい!〟という想いを強く持っている人は、ぜひ、東京ヨーガセンターのヨーガを受けていただけたら嬉しいです。

東京ヨーガセンターでは、近年、インド政府と国立ヨーガ研究所が協力して、体系化している「ヨーガの共通認識」 <common yoga protoco/ヨーガの基準化>をもとに、知識と技術を組立て、レッスンを提供しています。

それにより多くの人が安心・安全・効果的に、伝統的なヨーガを実習できます。

【東京ヨーガセンターのヨーガについて】
https://tokyo-yogacenter.com/our-yoga/

ご興味ある方は、ぜひ、体験レッスンに来てください!
お待ちしてます

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