レポート『身体の安定性を強化させて、坐法に親しもう〜アーサナ技術解説篇〜』レクチャー
レクチャー第二回目が終了しました!
たのしく、わかりやすく、ヨーガを続けて欲しい!という想いをこめて「アーサナ」を深めるレクチャーです(アーサナ=ヨーガのポーズ)
11月から3回シリーズで開催中の第2回目。 アーサナは坐法、瞑想のための姿勢が原点ですが、今月はハタ・ヨーガのアーサナについて理解を深めてみました。
ヨーガの古典文献を確認しながら学び、さまざまなアーサナにチャレンジしながら体感する。そんなレクチャーを目指しました。 前半は「ハタヨーガのアーサナについて(知識/理論)のはなし」 ヨーガでストレス解消、身体のコリ、疲労の解消も良いことですが、古典文献を見ると、アーサナにはさらに深い意味があることがわかります。 そこに秘められたコンセプト、意味、目的を知ることであらためて「ヨーガって面白い!」と感じてもらえたら嬉しく思います。 後半の実習は「伝統文献にあるアーサナを中心にトライ」 通常はあまりしない難しいアーサナにもトライし、笑いもおこりつつ、チャレンジする楽しさに溢れました。ただカタチをつくるだけじゃない、アーサナの奥深さを実感できたのではないでしょうか? レクチャーで得た知識を、実習に反映させることで、いつもの練習の感触が大きく変わっていきます。
ヨーガでは、知識/理論を知ることは重要です。 闇雲にアーサナをしても 「身体を動かして、血流が良くなりました」 「身体が伸びて、気持ちいいです」「筋肉がゆるみました」 という効果だけに留まってしまいがちです。それだけなら柔軟体操やマッサージや温泉などでも得ることができそうです。
それは尊いことではありますが、ヨーガがもっているポテンシャルを考えると、それだけで終わるのは、勿体ないことです。さらに面白いことがたくさんあり、さらに素晴らしい効果があります。
ヨーガの最初の興味はアーサナだと思います。 「色々なポーズが出来る様になりたい」 「身体が柔らかくなりたい」 多くの人が最初はそういう気持ちがあると思います。
そこから、だんだんと 〝この練習にはなんの意味があるんだろう?〟 〝ヨーガで経験したあの境地は何だったんだろう?〟 〝自分の身体と心に何が起こっているんだろう?〟 といったところに、興味が広がっていくと、もっともっとヨーガが面白くなっていくと思います。
伝統的ヨーガは奥深いです。
僕らもヨーガの練習を積み重ねるだけではなく、 知識/理論を知ることでドンドン、ヨーガが面白くなっていきました。やはりヨーガセンターに来てくださった皆様には、その感動を伝えていきたい想いが強くあります。 参加してくださった皆様、ありがとうございました。 (すなお)