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レポート・アーサナレクチャー『身体の安定性を強化させて、坐法に親しもう〜アーサナ技術解説編〜』

こんにちは!昨年12月〜2月、3回シリーズで開催したアーサナレクチャー
『身体の安定性を強化させて、坐法に親しもう〜アーサナ技術解説編〜』レポートです。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

このレクチャーでは
・アーサナへの理解を深める
・体の仕組みを知る
・アーサナとして効果的に練習するための重要な点 を主に一緒に見てきました。そして、これらの内容を踏まえて、毎回実習も行いました。
参加者様のお声です。

「参加の動機」
・アーサナのポイントを改めて教わりたくて。
・自分のやり方を見直すため
・効果を上げるため
・最低限のことは覚えてきたのですが、本当にこの形でいいのだろうかと思ったり、なんとなくやってしまっていることや力の入れ方を間違えているのではないかということがあるような気がして、きちんと確認をしたいと思いました。
・ヨーガについての知識を得たい。
・楽しそうだったから
・アーサナの理解を深めたい、オンラインレッスンでの、言葉の説明への自己理解がズレていないか確認したい。
・理解を深めたい。
・色々とやってみたかったのと、普段とは違うアーサナで自分の身体のキャパシティを広げていきたかった。
・プラーナヤーマの練習のレベルを上げていくためにも、アーサナは重要だと思ったので。

やる気ある、前向きな動機が多くて、いいですね!! 「レクチャーの内容」
ざっくりと以下のことを行いました。
・アーサナとは何か
・コンセプト、技法、効果
・ヨーガの目的を知り、アーサナの練習の方向性を知る
・アーサナと脳の働き
・関節
・ハタヨーガについて(ハタヨーガの目的、練習の段階
・アーサナの古典〜近代化
・古典文献のアーサナ紹介
・身体の仕組み(脊柱、筋肉、その働き)
・アーサナの現代的な効果(要素)      etc  

  
少し広い範囲となりましたが、アーサナについていろんな角度から見ていきました。
巷では、まだまだアーサナ=ポーズ(形)、または身体のストレッチという視点が多数をしめていそうですが、古典のアーサナってどんなものか?その目的は何か?と知れれば、あれこれやっても迷うことはないですし、方法も明確になりますし、ほんとに無駄なく、スマートな練習になります。

そうと言っても「身体の硬さをどうにかしたい」「あれこれやって見たい」いろんな気持ちが最初はあります。それらも解消するには、そもそもアーサナは何か?を知って練習するのと、知らないで練習するのには、方向性も結果もかわります。そして副作用も防げます。


アーサナとは、本来「瞑想のための姿勢(坐法)」がアーサナです。古典のテキストに
「落ち着く快適な姿勢がアーサナ」と定義されています。
(パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』2章46節)
そこから出発しますし、そこがアーサナがアーサナであるところです。
そしてなぜ、瞑想のためには、安定した快適な姿勢(坐法)でないといけないのか?
それは身体が一定の姿勢に止まれる適切な筋緊張のバランスが保持されると、
「心の苦痛や苛立ちなどの葛藤に悩まされない状態→坐法の達成ゆえに葛藤に悩まされることはない」
(パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』2章49節)
これが瞑想のための姿勢/坐法です。
ここに向かってアーサナの練習をしています。そしてここがとても重要なところです。
アーサナはここから話が始まり、様様なアーサナの発展、現代的は身体の仕組みでの効果なども知ると、
なるほど、納得がたくさんでてきます。

「レクチャー参加の感想」

・アーサナをすることの目的を明確にすることが出来たこと、反復練習の重要性を再確認することが出来た。
・日々のヨーガが、どんなに心身に良いか理解した上でレッスンを受けることが出来ます。
・アーサナ→ブラーナヤーマ→メディテーションがセットだという事が、今回の講義と実習で少し分かったような気がして良かったです。
・少し考えて取り組むようになりました。
・充実の時間でした。
・楽しかったです。
・ヨーガは運動ではないと分かってはいても、日々雑務に追われていると本来の目的を忘れがちなので、ハタ・ヨーガとは何かを教わって、気持ちも新たにヨーガに取り組めそうです!!
・とても良かったです!!!
・毎回、興味深いです。アーサナはその先にある呼吸法や坐法のためのものだと、腑に落ちてき始めたところです。
・目的やポーズがあいまいだったところがきちんと確認できてよかったです。やったことがなかったポーズへのチャレンジも大変だったけれど、面白かったです。

「日々のレッスンに役立ちそうなことはありましたか?」

・アーサナ前のリラックス、アーサナ中の脊柱・筋肉の動き、アーサナ解除の際のゆっくりした動き、これらへ意識を集中して取り組む
・少しづつ理想の形に近づくよう、例えば曲げる時は、出来るところの1ミリ先まで今日は曲げてみよう、と思って取り組みたいです。1ミリが1センチになるこような日がくるはず。
・アーサナの解除をゆっくりする。キープする。
・ポーズに入る前の状態(リラックスする)、それからゆっくり動くときのゆっくりの度合い。
・レッスンでは「絶対脳内で何か起こっている!」と感じます。そして、レクチャーでは、その手かがりが得られる、と分かってはいても、具体的にどうであるかという理解を得るには長い年月かかると思いました。
・ヨーガスートラが最小限の言葉で書かれていて、経験値によって受け取り方が変わっていくというお話が今の私にすごく刺さりました。 あと、アーサナをやる時にゆっくり動くと本当に自分の感覚だけに集中できて、余計な思考にとらわれなくて、4年目にしてようやくゆっくり動くことの大切さがわかりました。

「【実習】で得たもの、気づきはありましたか?」

・「ゆっくり」動くことの必要性を理解することが出来ました。最終ポーズではなく、始まりから終わりまで、連動した動きの中でいかに身体がリラックスした状態で脊柱筋肉を動かすことが重要か、効果が違ってくるかということ。
・通常のアーサナの構成がいかに効率的で考えられたものかが分かりました。
・ゆっくりアーサナをした方がメディテーションの時間が楽になるような感じがしました。
・レクチャーの後の実習はより集中できました。
・基本のアーサナを時間をかけ丁寧に行うことで、体への意識が深まり集中していく感じがありました。
・楽しかったです。
・自分ができないことはまだたくさんあるのですが、実習でもお話が合ったように自分の限界受け入れて、良いところを伸ばすという考え方に少し救われたような気持ちです。両極端なことや対立に悩まされない状態に早くなりたいと思いました!
・いつもよりもゆっくり動くことを意識したら、身体に効きました。(特にコブラ)
・ゆっくり動かすことで集中力の高まりを感じました。
・体が硬くて上手く出来ませんが、とても参考になりました。
・通常のレッスンではやらないポーズが新鮮で楽しかったです。凝り固まったカラダがほぐれた感じがしてとても良かったです。

他、身体の仕組み(脳、筋肉など)が面白い、納得できたの声も多かったです。
目に見えないけど、仕組みや作用を知ることは、自分の心身に起こっていることへの信頼にもなりますね。

********

レクチャー後、とてもゆっくりと動くようになった方々がおられました。ゆっくり動作する重要性がわかると、練習の方法が変わってきます。ついつい私たちは忙しいので、急いで、効率よく物事を片付けようとする傾向があります。でもヨーガ・アーサナの練習は「スロー!」ゆっくりです。今起こっている身体感覚に意識を向けて、集中をしていく。この連続です。心はすぐにあちこちにいきます。そしてすぐにいろんな思考に捕まります。感情や思考にふりまわされず、今起こっている身体感覚、呼吸感覚に意識を寄せることでそれらから一時的に離れ、身体も意識したように動いてくれるようになります。
いろんな気付きが自分のヨーガを進化させてくれます。そんな機会となっていたようで、嬉しいです。

頭(思考)と行動がチグハグになる、、、わかっちゃいるけど、考え、言葉、行動がバラバラになる。
身体と心を1つにする。そのために今に集中する。ヨーガは集中です。集中がヨーガです。
心に集中するには瞑想です。瞑想のためにアーサナを練習する。と知れば、とってもスッキリ。

そのためにまずは体を健康にして、心を静かにし、集中できるようにしていこう!というのがシンプルな練習のプロセスです。
目的や行先を整理して、いろんな変化を経験しながら、楽しくヨーガを続けてきましょう!
 (ちあき)
*このレクチャーは対面とZoom配信にて開催しました


Viraritakarani /ヴィパリータ・カラニ(逆転のポーズ)


Gomukhasana/ゴームカ・アーサナ(牛の顔のポーズ)


Asana~Mediteition用の坐法。落ち着く快適な姿勢がアーサナ。
一つの姿勢に一定の時間止まる。瞑想のための坐法。

★健康になりたい方、心を前向きに穏やかにしていきたい方、瞑想に興味がある方、ヨーガをしっかり身に付けたい方、ヨーガを始めたい方★
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