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夏休み〜ヒンドゥ4大聖地のバドリナートに行ってきた①〜

こんにちは。ちあきです。

今年の夏休み期間、
代表すなお(夫)の
両親(ヨーガセンター創始者)の供養のため
インド、バドリナートに行ってきました。

義母はインド人で、ヒンドゥ教。
今年の2月に他界しました。
遺言でもあり、また宗教的にも、
インドで供養することがいいと私たちも思い、
この目的を果たしに行ってきました。

そして、ヨーガと直接関連のない全くのインド旅は、
初めてであり、またヒンドゥ教への未知への体験でありました。


日本〜デリー〜ルドルプラヤグ〜バドリナートと経由しました。
中継地点のルドルプラヤグは、
2年前のセンター・インドツアーで初めていき、
とてもいいいところで、気に入ってました。
(ここまでも十分遠いです) しかーし!!
移動距離の凄さは、気合いものです、笑
デリーから、バドリナートまでは、525キロ!!
飛行機、車で、約2日かかりました。(デリーから)


デリー〜デラドゥン 45分(飛行機)
デラドゥン〜ルドルプラヤグ 7hほど(車)
ルドルプラヤグ〜バドリナート 7hほど(車)
*途中渋滞、足止めあり

山を越え、谷を越え、山の中を走り抜け、
3箇所の川の合流点(サンガ)を過ぎ、
思ったのは、

「聖地ってものすごい場所にあるのね!!!」 ヒンドゥ4大聖地とは、
ガンジス源流域にあるヒンドゥー四大聖地。
多くの聖地の中でも神聖で深い信仰が息づく。 ガンジス川とその支流、
ヤムナ川源流域の4つの聖地を巡る旅のことを
「チャールダムヤットラ」というそうです。


1ヤムノートリー Yamunotri
ヒマラヤ四大聖地、第一の巡礼地。
太陽神スーリヤの娘といわれるヤムナー川が
バンダルプンチ峰から川として流れ出す場所。 2ガンゴトリ Gangotri
女神ガンガーがシヴァ神の髪を伝い、
降臨されたとされる場所。
カンゴトリ寺院のすぐ横には、やがて
ガンジス川へと名前を変えるバギラティ川が流れている。 3ケダルナート Kedarnath
四大聖地の中で最も標高が高い場所にある、シヴァ神の聖地。
シヴァ派の教典「シヴァプラーナ」に記されている12の聖地のうちの一つ。 4バドリナート Badrinath
ガンジス川の支流、
アラクナンダー川上流にあるヴィシュヌ神の聖地。
町の高台には太陽神「ナラヤン」をまつる
巨大な寺院があり、その背後、谷間の奥には、
ヒマラヤの名峰ニルカンタを眺めることができる。 巡礼シーズンというのは、
5、6月と9.10月と言われています。
8月はシーズン前で、あまり人はいない。 なぜならば、そう、、、
雨季で、天候、道路状況がとても不安定で、
あまりいく人は多くないそうです。

今回の道中でビシビシ感じたことはたくさんあったのですが、
特に「自然の威力」と「急速なインドの発展」を目の当たりにしました。 インドでは日本のように
舗装された道路は山の方ではあまりなく、
あまり道路事情はよくないです。
さらに、雨季ということがあり、雨が降ると土砂崩れ。
さらに急速な政府のインフラ整備で、山をたくさん削っている。

この2つが重なり、
さらに土砂崩れリスクは高まるのです。
もし舗装された道路でもかなりの山道。
それに土砂崩れリスクなどもあり、
スリリングな道中でありました。 実際にバドリナートまでもうすぐというところでは、
警備の人に「この道は通れないから、通るなら自己責任だ」とも言われました。
(5分ほどの距離でしたが、とても緊迫した状況で、
超スーパードライバーのおかげで、無事通れたと思っています)

ガードレールが壊れてるところもたくさんあり、
下は断崖絶壁、、、。(基本ガードレールついてるところの方が少なかったです)

また復路では、土砂崩れで道路が塞がれて、下車。
ドライバー以外は、崖を歩いてくだり、河岸を歩き、
土砂崩れの向こう側までいき、
車を待ちました。 同じポイントでは10日前にバスが転落、
10名亡くなり、そのバスはまだあるだろうと聞きました、、、


そして2期目に入ったインドのモディ政権では、
急速なインフラ整備を進行中で、
道路整備をすることで、この聖地まで、
スムーズに時間も短縮して行けるようになるそうです。
舗装道路ってすごいのです、、、
工事のプロセスもダイナミックで、
日本みたいに交通整理や警備員はもちろんおらず、
そして安全のためのガードもなく、
ガシガシ岩をパワーシャベルが運びます。
その工事の真横を車が走っていきます。

ヒマラヤの近くまでいく、聖地までいくとは、
今の時代でも大変で、昔はさらに歩いて行った
りしていたことを想像すると、壮絶です。
それくらいに、すごい場所とは簡単にいけず、
いろんな準備や、運も左右することを肌で感じました。
ラッキーなことに、この雨季でありながら
私たちの行き先は雨が降ることなく、
青空の下にいる時間も多かったのです。
本当にそれはありがたい気持ちになりました。なので、
無事にバドリナートに到着した時には、大拍手です(笑)
到着したこと、ドライバーさん、ガイドさん、天候、
体調崩さず到着できた自分にも、全てに拍手でした。
ありがたい。


 「バドリナート標高3096メートルの寺院」
ここまで上がってくると、空気もやや薄く、
温度も下がってました。インナーとダウンを装着し、
到着後まもなく、寺院まで散歩に行きました。
人気が少なく(シーズンではなく )、夕方なので、
本当に静かで、周りの景色は険しい山々。
その谷間にこの街がある、といった印象でした。 そしてバドリナート寺院とご対面。
ナラヤンをまつる巨大な寺院が街の高台にある寺院。
カラフルな門構え。

門をくぐり、夕方のお祈りに参加しました。
お供えものを買って、列に並び、オープンと同時に
部屋はいっぱいになりました。

これ以上押されると無理、、、ってくらい幅寄せしてくるんですね、苦笑 みんなキラキラした顔で、お祈りをみていました!
聖地ですもの、みんな気合いたっぷりです。 


日本の神道やお寺の祈祷で、
名前と住所を読み上げてもらうとのと同じで、
名前を呼ばれるのですが、
インドでは「ゴートラ」というのがあり、
このようなお祈りの時は、ゴートラも伝えるそうです。 私たち日本人は持っていないので、
「HANARI」にしました。
「ハナー、、?(ゴニョゴニョ、、)…..ジャパン」
日本語名前にびっくりしたのか?読めなかったのか?
きちんと読んではもらえませんでした、笑笑
ちょっとごまかしてる風でもありました、笑
————————————————
*『ゴートラ(Gotra)』
ゴートラ(gotra、系族。
サンスクリット語;गोत्र)とは
インドバラモンブラーフマナ)の氏族の総称。
伝説的始祖を同一とする
血縁集団のこと[1]
ゴートラ名は一般に、
その人の
家族からさかのぼることができる
父系一族のうち最も古い祖先と考えられる聖仙(
リシ)
の名である[2]が、祖先から伝わる職業名や居住村名の場合もある。
(『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9)

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バドリナートで祀られているのは太陽神のナラヤン 。
これはビシュヌ神とされている。
ヴィシュヌ神が座って瞑想している座像は、
ここだけだそうです。

お祈り後は、みんな順番に近くでお詣りします。

その土地にきたら、
まず挨拶をするという習慣が日本でもあるように、
私たちはこのナラヤンにお詣りをして、
翌日行われる目的の儀式に備えました。
両親の供養を、バラモン(お坊さん)にしていただき、遺灰を川に流します。

「明日は朝7時に寺院の指定地に。儀式前までに、
沐浴場で沐浴をして来ること。」との司令。
沐浴場も見学し、翌日に備えました。沐浴心配、、、。


(続く)

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