ナチュラル石鹸をつくった
スナオです。僕は長いこと、髪の毛を石鹸で洗っています。自分のドレッドヘア的には、石鹸を使って洗うとハリとボリュームがでて、良い感じなのです。なのでインドに行くたびに、サンダルウッドの石鹸をはじめ、色んな種類の石鹸を大量に買ってくるのですが、最近ストックがなくなってしまったのです。
そんなときに調布市仙川のツォモリリ文庫さんで「Soap Elements」のコノミ先生による〝ナチュラル石鹸づくり〟のワークショップが開催される!という絶好のタイミングが訪れたので、参加してみました。
石鹸作りの素材は〝自然環境に配慮し収穫された地球の自然の実りをそのまま使う〟というもの。植物由来の素材をふんだんに使った贅沢な石鹸で、使った後も環境を汚すことなく、地球に還るようです。 それぞれの素材が心身にどういう効果をもたらすか?を、丁寧に説明してくださいました。腰痛に効果的、脳の疲れがとれる、心が落ち着く、肌に良いetc。素材が多すぎて、すべての特徴を覚えきれなかったのですが「なんにせよぜんぶ健康にも良いんだな」ということで、僕は匂いと色を重視してつくりました。 そこにあったたくさんの素材を、色々と混ぜて入れたんですが、僕がもっとも好みだった香りが〝イランイラン〟の精油でした。気分が高揚する効用があるようです。それをたくさん入れて作ってみました。 石鹸の色彩をド派手にしたかったのですが、なんか黒っぽくなってしまい、思惑通りにいかず、いぶし銀な色彩になってしまいました(笑)。参加者の皆さんは、カラフルで素敵な感じで羨ましかったです。〝次はド派手にカラフルな感じにしたい!!〟と思いました。でも香りは、とても心地よい感じに調合されたので大満足。
(左が僕のつくった石鹸)
今回の石鹸づくりに使った素材は、すべて〝生産者の愛情なくして生まれなかったもの〟という先生の言葉が印象的でした。
それは一つ一つ丁寧につくられ、真心がこもったものであり、人々が不当な労働をすることないフェアトレードのものであり、環境や動物に配慮されたものでもあり、人の健康を考えてつくられたものでした。 そういったものは大量生産のものと比べたら、もちろん安いとは言えません。でも自分としては、生命に対する敬意や、優しさや、慈しみが込められたものを、買ったり、使ったり、支援したり、創ったり、体現することを、大切にしたいと思っています。 石鹸作りをやってみて、先生のお話を聞いて、さらに強くそう思いました。